自分の母が先日、両目白内障手術を受けました。
経過は良好。
急激な視力回復に驚いているみたいです。
もともと本人は手術に消極的でした。
「これだけ見えていれば充分」と言って聞かなかったのです。
これをなんとか説得してようやく日帰り手術を受けてもらいました。
日帰りのほうが精神的な負担が少ないと思ったからです。
手術の当日こそ、大事を取って寝ていましたが、
眼帯もはずれるようになったら、
いつものように、ふつうに家事を切り盛りしています。
いや、いつものようにじゃないですね。
あきらかに、手術前より生き生きとしています。
ものが見えることが、こんなに楽しく素敵なことだと忘れていたようです。
彼女の視力は手術前が、
左0.0 右0.3
この0.3でも見えているものだと思い込んでいたのです。
左の瞳は完全に白濁。
右も濁りかけている状態でも、彼女はいい状態を覚えていなかったのでしょう。
だから頑なに手術を拒否していたのだと思います。
本人は見えると思い込んでいても、
この視力では歩くのも怖くてしょうがないと思います。
いくら注意して歩いていても、
いつ転んで骨折するかもしれません。
(じっさい、旅行へ行っても転んでばかり)
常時、自分がサポートしているわけにもいかないので
本人自身が注意しながら歩ける状況になって欲しかった。
それで、なんとか説得したわけです。
手術してから数日しか経っていないですけど、
本人は手術したことを感謝しているようです。
最初に左目から手術したのですけど、
まだ、手術前の右目と、
これほど視界が違うのかと驚いていました。
まるで生まれ変わったようだ、
とまで言っていました。
現在の視力は
左1.2に右目0.9
もともとの乱視がなければ、かなりいいほうの部類だと思います。
いまの彼女が見ている世界は、
ホント生まれ変わった、
と言っても過言ではないようなものが見えているのだと思います。
彼女はまだまだ老け込むような年齢じゃありません。
これからも多くのものを見て、多くのものを楽しんでもらいたい。
ただ、よそ見しすぎて転ばれても困るけれど…
> kiyoaki.nemotoさん
いつもありがとうございます。
運転免許更新が出来ないような視力にならなければ、
もしくは本人の主訴がなければ、
別に放っておいても構わないかと思います。
まぁ、うちの母親みたいに悪い状態に慣れてしまって、
手術する必要がないと思い込んでしまう人もいますが。
疲労度は個人差があると思いますので一概に言えないかと思います。
少なくとも、うちの母は疲労を訴えることはありません。
見えることがうれしくて、
そんなことを気になる段階じゃないのかもしれませんけど。
それよりも太陽が明るく感じすぎることはあるみたいですね。
濁った世界から、一気に明るい世界になるからでしょうか。
それでさえも彼女には楽しい体験らしいので参考にならないですね。
> kiyoaki.nemotoさん2
手術自体は10数分で終わり、
負担もさほどありませんから、
そのへんも伝えてあげてください。
自分の母親の場合、
恐怖感も手伝ってなかなか眼科へ行ってくれませんでした。
なかば強制的に連行しましたけどね。
でも、カタチ上は彼女の意思で行ったことにしています。
病院に付いて行ってあげるのも効果的かもしれませんよ。
あと、白内障の手術をしてもらう人は意外と多いです。
自分のトコの場合も予約で1ヵ月半かかりました。
眼科は毎日手術をやっているところは少なく、
そのへんも計算してくださいませ。