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共生植物

植物と虫は共生関係にあることが多く、
それが活かしての共生か、殺しての共生かの違いでしょう。
漢方薬の一種としても有名な冬虫夏草も食虫植物の一種みたいなもの。
花の受粉だって虫を媒介にしているものがほとんど。
ミミズの働きだって共生といえないこともありません。
直接、関節の違いなのですよ。

とはいえ、食虫植物というと、
ナニか身構えて考えてしまうのも確か。
イメージとしてよく動き回るのではないかと思ってしまうからでしょうね。
食虫植物ではないけど、よく動く植物としてオジギソウが挙げられると思います。
この植物を見かけると、用もないのに触ってしぼませるのは、
自分だけの所業ではないはずです。
こんな感じで動いてくれるのはハエトリソウでしょうか。
さすがにこれは自然に見かけるのは難しいことでしょうね。
自分たちのイメージとは違い、
動き回る食虫植物というのは珍しい存在なのだと思います。
だから、やっぱり共生の一種としてとらえたほうが現実に則しているのでしょう。

食虫植物は大別すると消化酵素を出すものと出さないものがあるそうです。
ここに紹介されているミミカキグサの類は消化酵素を持たないもの。
(土中のバクテリアなどを利用する)
モウセンゴケの類は消化酵素を持つものだそうです。
どちらにしても湿地の植物ですね。
それにしても、どうして湿地なのでしょう?


虫を食べる植物が群生している場所へ | Excite エキサイト
by yakumo-murakumo | 2005-08-21 09:12 | 生き物


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