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河よりも長くゆるやかに

することがなかったわけではないのに
ナントハナシニ
本棚のマンガを手にとってしまい
つい読破してしまいました。
一度読み始めると途中で止めることって出来ないものですね。
まぁ、それほど長くない作品であったことも
読破してしまった一因でしょうか。
読んでしまったのは
「河よりも長くゆるやかに」吉田秋生さんです。
吉田さんというともっと一般的な
「BANANA FISH」とかもあるんですけど
昨日読んだのはこれでした。
好きなんですよね。
この作品の普通な雰囲気。
そしてもっともお気に入りなのが
順子(よりこ)が、くしゃみの後のココロのセリフ
「今さら 好きだ
なんて言えないね…」
ほとんど何もない雪が舞い落ちるシーン。
このなかにポツンと置かれたこの独自。
何度読んでも感動します。
もっと感動するシーンや、笑えるシーンなどいっぱいあるのですけど
自分は、このポツンと独自が大好きなのです。
この作品、小学館から文庫が出ていますので
興味があったら読んでみてください。
一度といわず何度でも読める作品ですから。
by yakumo-murakumo | 2005-04-05 20:51 | マンガ


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