ブラインシュリンプ孵化物語

参考:■GOOD AQUA■

上記の■GOOD AQUA■さんに書いてある記事の一つに
ブラインシュリンプをエアレーション無しで孵化させる方法と言うのがあります。
アクアリストなら誰でも一度はブラインシュリンプのお世話になっていると思います。
非常に価値の高いエサであると同時に、
準備するのと、メンテナンスが非常に面倒なエサでもあります。

ブラインシュリンプとはアルテミア・サリーナという
塩水湖に棲む小さな甲殻類、エビの仲間です。
この孵化したての幼生は栄養価が高く、
生まれたては小さいため稚魚が食べることも出来ます。
また乾燥卵で販売されるため、新鮮な生きエサとして使うことが出来るのです。
イイコトばかりのようですが、
毎日、これを孵化させるのは面倒な作業に他なりません。
塩水を28度の温度を保って酸素を与え続ける。
狭いところ(500mlのペットボトルを利用するのがふつう)で
エアレーションをすると中の水がかなり飛び散ります。
毎回、塩水を用意するのも面倒で後片付けも面倒。
サカナも喜ぶ(稚魚あたりだと、これしか食べられない)のがわかいるのですけど、
これらを管理する側としては面倒以外のナニモノでもありません。

それらを少しでも軽減させてくれるのがこの手法です。
プラケースに薄く塩水を張って、そこにブラインシュリンプの乾燥卵を少量投下。
そしてこれを適当な場所に置いておくだけで、
1日後には孵化しています。
これは簡単です。エアレーションもしないので、塩水の飛び散りは極限まで軽減です。
塩水も薄くでいいので、作り置きが可能。
(いつもの濃度よりも蒸発を見越して薄めに作っておくのがコツらしいです)
これで1日放置するだけでいいのですから落チンです。

と書かれていても、ニワカには信じがたいので実験してみました。
今の時期なら部屋にふつうに置くだけで適温の28度を保てそうですが、
今回は実験のために温かいところを確保。
それはモニタの上です。
かなりの発熱量なので問題ないでしょう(逆に熱過ぎる可能性もアリ)。
本来ならモニタの上に水分を置くなんていう危険なことは避けなければいけないのですが、
エアレーション無し、少量ということで実行に踏み切りました。
すると、見事成功です。
どれだけの孵化率なのかはわかりませんけど、
充分過ぎるくらいの孵化です。
これは使えます。
稚魚が生まれても、さほど面倒には感じないかもしれません。

今回のブラインシュリンプはうちのカップルに与えられました。
腹の足しになるほどの量ではありませんが、
それでも、一所懸命食べまくっていました。
ブラインシュリンプを食べることで、
いっしょにテトラプランクトンも食べられるようになってくれればいいんですけど…
ちなみに、昨日までは口に入れたとしても
すぐに吐き出します。
冷凍、もしくは生きエサしか食べてくれないゼイタクな子たちなのです。


> jumping_spiderさん
コメントありがとうございます。
この手法、意外に知られていないですよね。
ペットボトルを利用する方法は有名でも、
こっちの便利な放置方法はナゼか知られていません。
このためにエアポンプを一つ確保するかどうかというのも、
かなり大きな問題だと思うのですけどねぇ。

ただブラインは親魚に与えても腹の足しにはならないでしょうねぇ。
となると稚魚専用と言うことに…
シーモンキーのかわりにブラインを成長させてみるというのもありかもしれません。
とはいえ、それじゃ最初からプラケースでエアレーションしないと…
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by yakumo-murakumo | 2005-09-10 14:37 | 水槽


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