風鈴電車

札幌の夏の風物詩の一つに風鈴があります。
メインストリートに巨大な風鈴が吊るされるとか、
全家庭で風鈴が吊るされるとか、
そんなのではないです。
(それはそれで面白いですけど…)
公共機関、地下鉄と路面電車に風鈴が飾られるのです。
南部鉄による風鈴、南部風鈴です。
これは実は広告の意味もあって、風鈴の風受けが広告だったりします。
それがなくても、この演出はけっこう好きです。
もちろん車内は冷房が効いているので、
そんな演出があろうとなかろうと特に変わりはしません。
(風量が強すぎて音が鳴りすぎることもあるのが難点)
でも、これが揺れるのを見ているのは実に和みます。
車内吊りの広告を読むよりはストレス解消になります。
(車内広告は貼りものが主で吊りものは少ないです)
こういう涼の演出は好きです。
この演出の分だけ冷房費用が下がればいいのですが…

この電車での風鈴はJR岡山でもやっているみたいですね。
JR水沢では昭和38年から駅舎内に南部風鈴を毎年飾っているそうです。
札幌ではいつからやっているのでしょう?
自分は札幌暦は短いのでよくわからなかったりします。
この札幌の地下鉄に風鈴がついているのは冷房がなかった頃の名残みたいですね。
ホントいつからなんだろう?
10年以上は確実に前みたいです。
(1976年からだそうです)

もともと風鈴には見えない風を別のもに変換するという意味があったと思います。
夏の乏しい風を受けて、優しく風の到来を告げる風鈴。
日本の風土が生んだ傑作の一つだと思います。
風鈴の鳴る日本の夏はなくなって欲しくないですね。
札幌の地下鉄の風鈴のように本来の意義を失ってしまっていても。
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by yakumo-murakumo | 2005-06-23 19:35 | 自然・季節


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